若年層の政治参加に物思う

今月30日に衆議院選挙が開かれる。


僕の同世代を含め、若年層の投票率の低さは以前から言われている。
ここで、改めてこれについて考えたい。


現在、我が国は少子高齢化が進んでいる。
これは、若年層のそもそもの母体数減少を意味する。
つまり、将来的にはそもそも選挙権、被選挙権を持つものの割合が、
より中高年層に傾くということになる。
既に、我が国では若年層の投票率が低いわけだから、
この傾向が続けば、若年層の声が政治に届きづらくなる。
これは危険な傾向だ。若年層自体が弱者となることを意味するのだから。


政治は、今を創るというだけのものではない。
過去を反省し、今を正し、未来を描くものだ。
当然この未来を生きるのは、我々若年層が中心になってくる。
その未来について考えているのが、中高年層だけであっていいはずがない。
今後、現在の若年層によって支えられる世代の意見ばかりが、政治に反映されるのは不公平だ。
当然少子高齢化の時代、我々の負担は増す一方であり、
国内において、一票の格差も大きい。
だからこそ、若年層も共に考え、行動し、意見していかなければいけない。
自らが中高年層になってからでは、もう遅い。